今日は為替とは直接関係ないのですが、国際分散投資についてふと感じたことを。
一般的に、国際分散投資は推奨されます。
例えば、株式や株式投資信託に関しても、日本株や日本の株式に投資する投資信託のみでなく、アメリカの銘柄や最近では新興国(中国、インド、ブラジルなど)の銘柄(及びそれに投資する投資信託)へも分散投資することが推奨されています。
日本については、今後大きく経済成長する見通しがない(と報道されているように見受けられます)こともあり、また投資の原則から言っても、リスク分散の観点から日本以外の国の銘柄に投資することについて、”是”とされているのだと思います。
特に、新興国投資は高成長への期待感があるせいか、最近人気です。
ここでフト。
そのような新興国の成長による恩恵を享受できる日本企業への投資すれば、一種国際分散投資もどきと言えるかもしれませんね。
もちろん、カントリーリスクや為替の影響は受けます。ただ、新興国企業への投資に比べ、情報や法整備の面において日本の企業への投資は安心感があります。この安心感を担保しつつ、新興国の高成長の恩恵を受ける日本企業に投資するというのは、国際分散投資実施の観点からも一考の価値があるように思えます。
(普通に日本株の高成長期待銘柄を検索すると、図らずとも上記のような銘柄が浮かび上がってくるかもしれません)
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